PMTC(クリーニング)について

PMTCとは歯科医師である専門家(Professional)が、専門の機械を使用して(Mechanical)、歯(Tooth)を磨く(Cleaning)ことです。同時に歯の着色なども落とします。当院では、しっかりとメインテナンスを行いっているため、30分から45分かかります。ただし、口を長い間、開いてるのがしんどいなどの方はご相談させていただいております。

PMTC(クリーニング)の流れ

歯周ポケットの測定と歯茎からの出血の確認

 

歯周ポケットとは歯と歯茎の境目の溝のことです。この歯周ポケットをプローブという器具で溝の深さを測り、検査します。健康な歯茎だと深さは1~2mm程度だと言われています。

また、歯茎からの出血がないかも確認します。

歯茎が腫れていたりすると歯茎からの出血がみられます。

 

特に歯茎の状態が問題なければ、歯のクリーニングをしていきます。ただし、歯石や歯茎に腫れなどがみられる場合は、まずは、歯石などを取ってから行います。

治療計画

で行った歯茎の検査をもとに、お口の中を詳しくチェックし、

 

一人一人にあったスケジュールを組みます。

歯石・着色除去

専用の機械で歯ブラシでは落としにくい汚れや磨きにくいところ、歯石や歯の表面に付着している着色やヤニ・茶渋などをとっていきます。

 

研磨

 

次に専用のジェル(フッ素配合)を使って歯ブラシで

 

届きにくい歯と歯の間や表面を一本ずつ丁寧に磨き、仕上げます。

終了

PMTC(クリーニング)をすることによるメリット

歯周病やむし歯の予防になる

歯周病やむし歯の原因の多くは歯垢(プラーク)です。

歯垢(プラーク)とは歯の表面に付着している細菌のかたまりです。

白色または黄白色をしていて、目では確認しづらいのですが、舌で触るとザラザラとした感触があります。

また歯垢(プラーク)が長い間付着していると石灰化して石のようになります。

 

これを歯石といいます。

 PMTC(クリーニング)により普段のブラッシングでは落ちない定着してしまった歯垢や歯石を取ることで歯周病やむし歯の予防につながります。

口臭を防ぐ

 お口の匂いが気になる場合は歯周病の可能性があります。(他の病気等が原因の口臭の場合もあります)

 

 PMTC(クリーニング)を行い、歯垢・歯石を取ることで口臭を防ぐことにもつながります。

歯がきれいになる

 PMTC(クリーニング)を行うことでヤニや着色汚れを 落とす効果も期待でき、歯の表面が滑らかになり歯がきれいになります。

 

歯を失う原因の多くが歯周病、むし歯です。

歯を失う原因

患者さんの歯と歯茎の状態にもよりますが、

3ヵ月~6ヵ月に一度は、お口の健康のためにも

PMTC(クリーニング)をおすすめします。

当院では、静かな個室の予防専用ルームにてリラックスした状態で治療を受けていただけるようにしております。